地方のベンチャーへの融資
地方のベンチャー企業に、最初は通常よりも低い金利で融資を受けられる“出世払い”制度が始まるというニュースです。
地方ベンチャーに“出世払い” 中小企業庁、成功するまで金利安く(iza)
中小企業がベンチャービジネスに取り組み易くなるように、最初は通常よりも低い金利で融資を受けられる“出世払い”制度が平成20年度から始まる。中小企業庁が4日、新事業が順調で売り上げが増加すれば融資の金利水準を引き上げ、失敗すれば当初と変わらない低い水準にとどめる2段階融資制度の導入を決めた。民間のベンチャーキャピタルが投資しないような中小企業を支援することで、地方の経済活動を下支えし、都市と地方の格差是正にもつなげたい考えだ。
2段階融資制度を設けるのは、中小企業金融公庫と国民生活金融公庫。創業や新規事業だけでなく、IT(情報通信)化による経営合理化や企業連携による商品開発なども融資の対象にする。
具体的な金利は個別案件や企業の財務内容によって異なる。融資期間は5年か7年。5年の場合は通常の固定金利での融資だと年5・5%程度だが、この融資制度では、当初2年が4%に抑えられ、新規事業が成功すれば後半3年が9%に上がる。5年間を平均すると通常の固定金利よりも高い5・7%程度になる。
一方、事業がうまくいかなければ後半3年間の利率は4%台後半と少ししか上がらない。5年平均では通常より、ずっと安い4%強の利率が適用される。新規事業が失敗しても借入負担が軽くなる仕組みだ。
この“出世払い”制度の他にも、新株予約権を活用した融資制度も設けられるということ。
また、民間金融機関による中小企業への融資を促すための信用保証協会の保証制度にも新たな仕組みを設ける。中小企業は信用保証協会の保証を受ける際、融資額に保証率をかけた保証金を協会に支払う。
新制度では、中小企業が協会に新株予約権を無償で渡すことで、料率を引き下げてもらうことができるようにする。事業が成功すれば株の価値が上がるため、協会は株を現金化して保証金以上の収入を得られる。
地方の中小企業は、ベンチャーキャピタルからの資金調達が難しいため、政府系の金融機関がその代わりをしようということでしょう。
どちらも特に会社設立間もない企業が融資を受ける選択肢が増えるのは、助かりますね。平成20年から始まるということですから、今、起業をした場合、事業成長のための資金調達の手段として、選択肢の一つにしても良いかもしれません。
- 投稿者:泉谷総合事務所
- 日時:17:23
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